レンジャー訓練体験談 自衛隊体験談

『自衛隊レンジャー訓練体験談』後半の想定訓練の始まり

レンジャー訓練の本番!実践訓練の流れを解説!

前半の基礎訓練を終えいよいよ後半の想定訓練の開始。

前半の基礎訓練ではレンジャー隊員として必要な知識と技術を学び、体力をつけた。

後半からはさながら実践訓練に入る。

レンジャー訓練後半からの訓練や生活の流れは大まかに以下の通りである。

  1. 訓練のための武器や装備品などの整備したり食事したり駐屯地内で普段通り生活する。
  2. 教官たちが鳴らす警笛を合図に状況開始
  3. 作戦指示を受け、各バディやグループに役割を与えられ分担
  4. それぞれに与えられた任務をこなす為の武器や道具を受領
  5. 大型トラックに乗り込み山へ移動
  6. 任務開始
  7. 任務終了
  8. 駐屯地へ帰隊
  9. 武器装具返納
  10. 入浴
  11. 就寝
  12. 翌朝武器や汚れた訓練資材や身体の手入れ
  13. 『1』に戻る

『1』の整備したり普段通り生活するというのは僕たちレンジャー学生で生活スケジュールを作成し教官に提出

オーケーサインが出たらそのスケジュールに従い生活します。

『2』の教官たちが鳴らす警笛というのは1の生活している間、

いつ笛がなるかわからないので常に気を緩めることができずそれが辛かった。

緊急事態にいつでも即応体制が取れるようにという訓練

『3』作戦指示というのは下記写真のようにパネルに表示された地図を見ながら座学形式で、

『現在我が部隊の状況は〜である』『我が部隊が勝つためには〜が必要である』『そこで今回の我らの任務は〜だ』

的な内容を説明されます。

その話を聞いて僕らレンジャー学生はそれぞれに与えられた地図に行軍経路を書き込んだり必要事項をメモしてました。👇

 

 

これはちょっとした裏話で、『4』の武器や道具を受領する前、山地へ移動する前ですが、

ここで一旦僕たちレンジャー学生は全員血圧測定や体重を測って健康状態を確認されます。

訓練が終了し駐屯地へ帰った後も同様です👇

エイジ
エイジ
レンジャー訓練は過酷だからこそこう言った体調管理はしっかりとしてました。

下記写真は武器や訓練資材を受領してから各隊員の持ち物チェックや役割分担してる光景、

現地で指示受けしてる最中の場面です。ボヤけててすいやせん

『5』の大型トラックに乗り込み山へ移動についてなのだか、

この移動中もなかなか体育会系的なノリが横行してて、、、

駐屯地から外で出るまでならドライバーが意地悪して急ブレーキかけて来たりしました。

トラック内で横1列で座ってる僕たちは全員ドミノ倒しみたいな状況になりましたね、、、

可哀想な同期はトラック内で支給されたレーションというパック飯を見事に地べたにひっくり返して貴重な食事台無しにしてました、、、

駐屯地から外へ出てからもなかなかハードで、移動中に居眠してしまうと同乗してる助教が咆哮をあげてきます。。。

 

寝るなー!!!

 

↑これはまだこの助教が優しいケースで、助教によってはビンタをバチバチして来ます。。。

エイジ
エイジ
僕も寝てたら懐中電灯を顔に照らせれビンタかまされました、、、

『6』でついに任務開始

与えられる任務や場所は当然それぞれの想定訓練によって様々で

たとえは敵兵站部隊『食料部隊』を待ち伏せし地雷で車両のタイヤを破壊し襲撃、車を爆破、事後撤退ってゆう訓練や

TNT爆破薬を持って敵の通信塔の爆破とか、、、

これらの訓練で何が1番きついかというと言うまでもなく行軍です、、、

与えられる訓練によっては3夜4日殆ど飲まず眠らず休まず

40キロする背嚢「リュック」や小銃などの背負ってひたすらに山の道なき道を歩くんですよ、、、

僕自身幻覚を見たり訓練がどうしても嫌になりすぎてわざと崖から落っこちたりしました、、、

背負っていたパンパンの背嚢「リュック」がクッションになり無傷だったのは運が良かった、、、

当時はどうにか怪我して逃げ出す事ばかり考えてました。。。
エイジ
エイジ

想定訓練の詳しい話はまた別の記事にまとめますね!

『7』の任務が終了したら教官が吹く警笛を合図に状況終了。

『8』で大型トラックに乗り込み駐屯地へ帰ります。

『9』の武器、装具返納の時に再度『4』の時に実施した体重測定をして訓練開始前後の体重差を確認、報告します。

エイジ
エイジ
余談ですが僕の場合想定訓練前と後で、体重が9、5キロも痩せてたことがありました、、、

武器や訓練資材の返納を終えたらいよいよ『10』の入浴タイムです。

数日ぶりに汚れきった身体を清める入浴タイムは気持ちいの一言に尽きます!

その頃には大抵夜になっているので一旦就寝、眠りにつきます。

翌朝からいつも通り点呼を開始して、前日までの汚れた武器の整備したり体の手入れをしながら再び

『1』のいつ鳴らされるかわからない教官の状況開始の警笛に怯えながら生活します。

 

以上がレンジャー訓練の後半の流れとなります。

前半の基礎訓練では筋トレや走り込みができていた分体力もつくようになっていますが

後半ではこのような生活で筋肉や内臓はズタボロ状態です、、、

 

『前半の基礎訓練で鍛えた身体を後半の実践訓練でぶっ壊す』

 

と言う格言があるくらいレンジャー訓練を終えた頃には身体が弱ってしまいます。

その詳しい話も今後そていきたいなと思うので楽しみにしててくださいね!

それではまた会いましょう!

 

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